前回長くなりすぎて二部作になってしまいました
続いてパイソンです
もうどっからどう見てもパイソンですwww
僕たちの使っているこのパイソンはお腹の部分を活かした「バックカットタイプ」を使用しています
僕たちの扱う革の中では一番軽いですね
そして軽く薄い割にとても丈夫です
パイソンほどインパクトがある中に美しさも兼ね揃えた革は他にないと思います
縁起物としても人気があって僕たちも長く販売し続けさせて頂いています
エイです
スティングレイです
ガルーシャとも言いますね
僕たちのエイはタイからやってきます
食用として消費されているアカエイを鞣したものがこのエイ革です
表皮を取り除くと、リン酸カルシウムから出来た粒状の鱗(通称「石」人間の歯と同じです。)に覆われていて、これが美しいツヤを出します
僕たちの扱っている革の中でダントツに作るのが難しいですwww
この石に針が当たると滑ってまっすぐに針が通らないし、
当たり方が悪かったらミシン針が折れることもあるし、
大きさが微妙すぎたら財布一個も作れない時があるので、
一番加工には手こずっていますwww
加工方法も限られていて、参考に他のサイト見てどんな作り方してるんやろうと思っても最終的にいつも「やんなwww」てなってますwww
もうそれしかないよねっていうwww
この革は汚れがつきにくく、武具にされてた程ですからめちゃくちゃ丈夫です
めちゃくちゃ丈夫な為、この革を加工して財布に作れる職人はほとんどいません
なので希少と言えるでしょう
実は僕たちこのエイを加工して財布に出来る数少ない職人なんですwwwww
すいませんwwww
ついアピールしちゃいましたwwww
ここでエイ豆知識を言わせてください
エイのことをガルーシャと言いますが、
それは何故かと言うとですね、昔々フランスで武具やファッションなどに「エイ革」が多く使われるようになり、
その時エイ革の鞘作りで活躍していたやり手のエイ革職人
「ジャン・クロード・ガルーシャ」って人
の作るやり手エイ革製品の技術が、当時の国王ルイ15世の目にとまり、
「そうだこのやり手エイ革職人の名前をつけようぜ」
ということで、エイ革を総称して「ガルーシャ」と呼ぶようになったと言われています
それとエイの特徴的なものの一つに背中の「天眼」或いは、
「スターマーク」と呼ばれる斑点があります
この部分はエイ一匹に一つしかなく、僕たちはこのスターマークを財布の表のど真ん中にくるように仕上げています
このスターマークは第3の眼と呼ばれており、この器官で光を感知します
二部作になったこのエキゾチックレザーについても、
いよいよお別れです
また時間があれば僕たちの知る限りの革情報をお伝えできたらなと思います
革のメンテやリペアの事などもお伝えできたらいいなーと思っています
今後も革の事や、僕たちの作る物の事やら紹介させていただきますね
最後までお付き合いしてくださった方、本当にありがとうございます
「以上、現場よりお伝えいたしましたwww」
完
僕たち新進工房は、、、
出来立てホカホカのハンドメイド作品を、
楽天市場、minne、creema等のサイトにて出品しています!!
是非見に来てくださいね!!
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