新進工房の新企画!!
【10万円以上するバッグとそうでないバッグの違いはなんぞや??】
第4話!!
今回は、、、
前回手こずりまくった底を取り外していきますね
今回はどんな発見があるでしょうか!!
では!!
外していきまーす
こちらのバッグは黒の革にオレンジの糸で縫っているので、
どこにリッパーの先っちょを突っ込めばいいかとてもわかりやすくていいですね笑
ここからは一気に片方ずつ底を外していきます
ある程度解いていくと、
バッグの玉の中にあるプラスチックの芯(すいません名前ど忘れしました)が元気よく飛び出してきました
バッグの玉とは「玉縁」の事です
タマブチと読みます
これを入れる意味ははっきりとわからないですが、
見た目がシュッとしてかっこよく見えるからというのと、
後は外から見て糸が隠れるからかなと思います
ここは底の部分なので、
バッグの中でもよく擦れてしまう部分です
なのでこの玉縁が擦れまくるとこの芯が元気よく外に飛び出してこんにちはしてしまいます笑
僕も中学生の頃、
学生鞄の玉縁が擦れて中の芯が飛び出していました笑
皆様の周りにもそんな光景を見た事があるのでは??笑
そうなるととてもブサイクで修理も困難なので、
この芯なしで作った方がいいのでは??
なんて思っています
後一息のところまで来ました
とはいえ、
こちらのバッグを解くのはストレスフリーで解けています笑
この芯の名前なんだっけなー笑
なんかめちゃかっこいい名前だった様な気がします笑
無事に底の分離に成功しました
一旦こちらのバッグは横に置いといて、
気合を入れて本家の分解に臨みたいと思います笑
。。。。。
さて。笑
気合入れて外していきます
本家の方はカマと言って、
三角形の印があちこちに入っていました
こちらのカマは、
ハンドルの胴を伝う部分の一番下を、
表胴のどこに合わせたらいいのかをわかる様にカマが入っていました
赤の印は、
底をまとめる時にハンドルの胴を伝うラインと、
底のラインを綺麗に合わせるために印を入れています
ここだけ見てもHERMESの職人の美しく作ろうというメッセージが聞こえてきそうです
HERMESは底の革テープを先に縫っているので、
底の地縫いをする時には、
先に縫った革テープのせいでラインを合わせるのが難しいので、
この赤の印を入れているのだと思います
実際にその場面を再現してみました
底のステッチのラインが途中から革テープで見えにくくなってしまいますが、
赤のラインを頼りに地縫いすることで、
とてもわかりやすくラインを合わせ易くなっています
ようやくようやく底の取り外しが出来ました笑
こちら本家は本当にしっかり縫われていて、
解くのが大変です笑
底をようやく外せただけで、
こちらの玉縁はまだ底にひっ付いたままです笑
前回が長すぎたので、
今回はこの辺でおしまいにしますね笑
そんなわけで、、、
次回は!!
この本家の玉縁が嵐を呼びます笑
完
「次回、戦慄が走る!!笑」
僕たち新進工房は、、、
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