新進工房inUSAということで、
シェルコードバン編に引き続きまして、
クロムエクセル編をどんどんできる範囲で書いていこうと思います
こちらは原皮です
これをすったもんだしてクロムエクセルになっていくんですねー
いきなりざっくりですいません笑
早速検品をしているところを見せてもらいました
そして僕達も完成したてのクロムエクセルを見せてもらいました
めちゃくちゃかっこいいです
クロムエクセルはオールデンの靴に使用されていることでも有名ですね
続いてクロムなめしをしているところに来ました
薬品を使っているので、
基本的に足元はずっとびしゃびしゃです笑
しかしどこを写真撮っても絵になってしまうホーウィン社です笑
このスチームパンク感がとても良いですね
この向こうでクロム鞣しをするドラムがぐるぐる回っていました
これがそのドラムです
商店街のガラガラじゃないですよ笑
この中に薬品と原皮を入れて、
洗濯機みたいにぐるぐる回して、
遠心力を使って薬品を浸透させていきます
これで効率よく一度に多くの皮をなめす事が出来ます
この方法を初めて考えた人はなかなかの天才ですね笑
さっきのドラムでぐるぐる回った後の状態がこちら
これはウェットブルーと呼ばれています
この段階で表面の傷や質をチェックしたり、
作業しやすいように半分に分割します
この状態をよく、
「皮から革になった瞬間」と表現しています
ひらがなで読んだらわけわかめになりますが笑
ウェットブルーが淡く青いのは、
なめし剤のクロムが染まったからこんな感じになっています
ここで事件です笑
英語を聞き取るのに死に物狂いになりすぎたのと、
工場内でエキサイトし過ぎたのとで、、、
写真をあちこちで撮り損ねてしまいました。。。泣
なので、、、
気が付けば一気にウェットブルーから最後の仕上げまできました笑
無念。。。笑
右側に見えるマシーンからクロムエクセルが出てきていますが、
これにて完了です笑
だいぶ飛ばしました笑
せっかくアメリカまで行ったのに。。。泣
ホーウィン社は作業のほとんどを職人による手作業で行っています
この創業時から変わらないこのアナログなスタイルが世界中に愛されるホーウィン社のレザーの素晴らしさの秘訣だと思います
そしてできたてホカホカのクロムエクセルレザーをジョンさんにその場でカットしてもらい、
サンプルとして頂きました!!
とてもとても嬉しかったです!!
そしてそしてこのクロムエクセルレザーも仕入れる事が出来ました
なので、
「内装ホーウィン社のクロムエクセルレザーに変更」や、
シェルコードバンの内装をこのクロムエクセルにしようかとか、
このサンプルを頂いた瞬間からずっとワクワクしています
この革の到着が待ち遠しいです
早くこの革を使って作品作りに励みたいですねー
「次回、フットボール編で完結でーす。」
続く。
僕たち新進工房は、、、
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